阿弥陀如来(あみだにょらい)

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■阿弥陀如来(重要文化財/像高約139.3cm)■さまざまな世の中の事象をよく観察し、その正しい姿を思惟する深い智慧とされる「妙観察智(みょうかんざっち)」を持つとされる。

■阿弥陀如来は極楽浄土にから迎えにくる際、人間の能力や信仰の程度によって、九つの段階に分け、その人にふさわしい印を表すとされており、これを「九品来迎印(くぽんらいごういん)」と呼ぶ。講堂の阿弥陀如来は、人差指と親指で輪を作った両方の掌を腹部の前で上向きに組む「阿弥陀定印(上品上生じょうぼんじょうしょう)」の印を結んでいる。

■大日如来以外の如来は、1枚の衣をまとうだけで、装飾品は身につけない。悟りを開いた釈迦の姿を表しているとされる。また、頭部は如来独特の細かいカールをした髪、螺髪(らほつ)となっており、開いた蓮の花の上に結跏座(足の裏を上にしたあぐら)されている。

■講堂の阿弥陀如来像は、文明18年(1486)に焼失し、天保5年(1834年)に頭部のみ平安後期の古仏のものを用いて修造したものと見られる。

■「南無阿弥陀仏」と唱え功徳を積めば、臨終の折に西方浄土から迎えに来て極楽に往生させてくれるということで、人々から人気が高かった。